神戸市長と大連市長によるWEB会議が開催されました
2020年11月16日掲載
神戸市と大連市は、医療医薬、水素、港湾、空港の各分野における協力関係構築に向けて、令和2年10月16日に、久元喜造神戸市長と陳紹旺(ちん・しょうおう)大連市長によるWEB会議が開催されました。
大連市は、中国東北部遼東半島の南端に位置する人口約600万人の港湾都市です。累計約4800社の日系企業が進出しており、中国では上海市に次ぐ規模となっています。中国東北部最大の港湾都市・工業都市として発展してきましたが、近年、医療医薬や水素エネルギーなどの新産業分野への転換を進めています。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が出された本年4月には、同市より新型コロナウイルス感染症対策支援物資として、医療用防護服(約3千枚)、医療用ゴム検査手袋(約1万枚)及びマスク(約20万枚)を寄贈いただくなど、友好関係を築いています。
WEB会議では、両市長により、医療産業、水素エネルギー、港湾、空港の4分野に関して両市の取り組みについて説明がありました。そのうえで、これらの分野について、今後実務的な協議を通じて、両市間で新たな協力関係の構築を進めていくことを確認しました。