神戸から東にかけての沿岸地域は、「灘五郷」と呼ばれる日本一の酒どころで、今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷と、阪神間の海岸線に沿って点在し、全国の日本酒の約30%が生産されています。そのうちの三郷(魚崎郷・御影郷・西郷)が神戸市内にあります。六甲山の花崗岩を通り抜けてきた硬度の高いミネラル水「宮水」、酒造好適米の代表格である「山田錦」と酒造りのすぐれた技術者(杜氏)に恵まれ、最高の日本酒を味わうことができます。各酒造会社による酒造記念館では、酒造りの工程が紹介されているほか、出来立ての生酒の試飲や各社の特色ある日本酒が販売されています。
新幹線新神戸駅から徒歩5分にある神戸布引ロープウェイで揺られること10分のところに、神戸布引ハーブ園があります。約200種75,000株のハーブや花が四季折々楽しませてくれます。また、約30種の「美と健康」をテーマにしたハーブ料理をブッフェスタイルで味わうレストランや神戸観光のお土産やハーブやアロマのアイテムが揃うショップのほか、自家製スイーツやハーブティーが楽しめるカフェ、神戸の絶景を見渡すガーデンテラスでは「ハーブの足湯」でくつろぎの時間をお過ごしいただけます。
神戸は人口1万人当たりの洋菓子の店舗数が日本国内でトップを誇るスイーツのまちです。全国規模のナショナルブランドから、まちの洋菓子店まで多種多様なスイーツの店に出会うことができます。神戸の洋菓子文化は、1868年の神戸開港以降、神戸がヨーロッパ航路の玄関口であったため、ヨーロッパ各国の洋菓子文化が根付きやすかったのではないかと言われています。大正時代(1912-1926)以降、チョコレート、クッキー、ケーキなどの洋菓子は、自国の味や技術を広めようとしたヨーロッパなどからの海外の洋菓子職人や、洋菓子作りに魅せられた日本人によって創意工夫が重ねられ、神戸独自の味を生み出しています。見た目も美しくかわいらしく、散策の合間などに、ぜひご賞味ください。
神戸の玄関口・各線三宮駅から徒歩2分。三宮エリアの繁華街をほぼ東西に横断する、全長約550mの全天候型のアーケードを取り入れた大型ショッピングプロムナード。高くて広いアーケードが特徴的な開放感あふれる通りには、ファッション、家電、ドラッグストア、雑貨、インテリア、グルメなど個性的なショップがずらりと並び、ありとあらゆるジャンルのお買い物が楽しめます。
春:3月下旬から4月上旬にかけて、神戸のまちは桜のピンク色に染まります。春に訪れた際には、ぜひお花見も楽しんでください。